「D」はDongkuk、そしてDecarbonize(脱炭素化)を意味します。
'D'+'Nickel'の合成語であるDiKelは、脱炭素化を目指す東国産業のニッケルメッキ鋼板ブランドです。

ニッケルメッキ鋼板は耐食性と耐酸化性、加工性に優れた鋼板で、円筒形バッテリーを包むために使われます。
ニッケルメッキ鋼板製のバッテリーケースは、円筒形バッテリー内部の材料を保護し、電気的な接続を可能にします。

過去50年余りの間、グローバルな競争力を備えた特殊鋼企業として成長した東国産業は、太陽光発電所の設置、環境方針の樹立および遵守、二酸化炭素削減設備の積極的な導入などで、地球環境の保護に努めてきました。環境保護に対する要求は世界的に増加しており、自然と主要産業市場の生産方式に対する変化も引き起こしています。これに対し、東国産業は止まることなく、「持続可能な発展目標」と「環境保護」というグローバルな課題に貢献するため、環境にやさしい電気自動車に使われる円筒形バッテリー素材である「ニッケルメッキ鋼板」の新事業を新たに導入しました。

内燃機関自動車

電気自動車(EV)

また、世界的にガソリン価格の上昇、環境問題などの要因により、電気自動車(EV)市場は急速に成長しています。国際エネルギー機関(IEA)の予測によると、全体の自動車市場で電気自動車が占める割合は、2020年の4%から2022年には14%に成長し、2030年までに全体の自動車市場で電気自動車が占める平均シェアは60%以上に増加すると予想されています。ニッケルメッキ鋼板は、このような電気自動車に使われるバッテリーの一種である円筒形バッテリーの安定性を高めるうえで非常に重要な役割を果たします。

円筒形バッテリーは電気自動車バッテリーの一種で、電気自動車に使われるバッテリーは大きく分けて円筒形バッテリー、パウチ型バッテリー、角形バッテリーがあります。 各バッテリーの用途と特徴を確認してみましょう。

ニッケルメッキ鋼板が包む一つの円筒形バッテリーをCellといいます。Cellを組み合わせれば一つのModuleになり、
モジュールを組み合わせると、電気自動車に使用されるバッテリーパックが作られます。 CellとModuleの数は車両のタイプによって異なります。

DiKelは優れた耐食性と耐久性を持った円筒形バッテリーケースに入ります。
そのようにして作られた丈夫なバッテリーは、特に高い安定性を要求される環境で大いに活用されます。
電気自動車だけでなく、電動自転車や電動キックボードのような電気で駆動する個人型移動装置、電動工具などに使われます。